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Channel: ジャパンに必要なもの、不要なもの
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世代交代するなら今なんだけど…

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またしても新装開店。1本で終わっちゃうかもしれないし、しばらく続けるかもしれない。どちらに転ぶかは分からないが、お付き合いいただける方はお付き合いいただければありがたい。北朝鮮戦はまあ、なんていうか、「今の国内組だとあんなもんかな」というのが正直な感想である。正直な感想なんだけれども、実はそこが一番の問題だったりする。ザッケローニの後、アギーレ、ハリルホジッチと監督は代わったわけだけれども、「選手は?」というと、東アジアカップは国内組だけだが、基本的にはザッケローニ時代の海外組中心という実態はは変わっていない。ということは、このままいくと、3年後のW杯は「レギュラーの平均年齢が30歳」という日本代表になってしまうわけである。「あと3年もあるんだから、これからいい人材がいくらでも出てくるよ」とお思いになうるだろうか?北朝鮮戦を見た後でも?国内組の層が薄いのか、ハリルホジッチの選手選考に問題があるのか、その両方なのか。いずれにせよ、「まあ、こんなもんかな」と思わせてしまうようなメンバーしかいないのが、今の国内組の実情ではないかと思う。象徴的なのが興梠だったりする。別に興梠のせいではないが、彼はもう29歳である。たしかにJリーグでは好調かもしれない。しかし、これから先を考えたときに、29歳のFWを呼び、ピッチに立たせるのが適切な選手起用だろうか?29歳を呼ばなければならないほど国内組の選手層が薄いのなら、それはもう危機的状況であると言っていいのではないだろうか。東アジアカップは公式戦で、タイトルもかかってはいるわけだが、正直言って、それほど重みのあるタイトルではないだろう。であれば、今後を担う可能性がある選手を試すのに、これほどいい舞台もないのではなかろうか。ハリルホジッチにしてみれば実績もほしいだろうとは思う。だが、W杯が終わって直後(といっても1年近くたつわけだけれども)の監督に求められるのは、新たな選手を発掘してチームに融合させつつ、徐々に世代交代を図っていくことなのではないだろうか?海外組の実力は認める。国内組の層の薄さも認める。それでも、3年後にピッチに立つ若い選手を見つけ出し、我慢して使っていくことをハリルホジッチには期待したい…無理かな?

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